最初から最後まで親孝行な猫
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今回は実家猫のピッコの事をまとめていきたいと思います。
実家猫のピッコは私が結婚する、ずっとずっと前に私が保護したお家の方から引き受けた子です。
2016年6月に息を引き取りました。
16年も共に実家の家族と生きました。
この猫は最後まで、本当に素敵な猫でした。
死因は老猫の機能低下
猫の平均寿命は15~16年と言われています。
外猫、家で飼ってる猫、オス、メスの違いがありますが、平均約この位の年月を過ごせば頑張った方だと思います。
貧血
【症状】
・食欲不振
・体重減少
・動きが少ない
・呼吸が息苦しい
・便の色が黒っぽい
・下痢
・褐色の尿・嘔吐
触診をした時には既に、口の粘膜と眼の結膜がピンク色ではなく色味が薄くなっていました。
尿や便からの出血もあり、尿の色も茶色く、動きも鈍くなって辛そうな感じになる。
色んな機能の衰えでこういった症状になてしまいましたが、ピッコは数週間で息を引き取りました。
シアワセ運ぶ猫
私の母は身体障害者の認定を受けて、足が不自由です。
脊柱管狭窄症の手術と、くも膜下出血、その後は脳梗塞にかかり、完全介護が必要になりました。
当時、アニマルセラピーが、流行り出した時期でもありました。
そんな中、急に野良猫が我が家にふいに現れて、玄関を開けると同時に入れ替わり立ち代わり家の中まで入ってきた時期がありました。
母は猫たちの可愛さに目覚めて、猫が欲しいという事で、ピッコは私が知り合いの人から譲り受けた猫でした。
母の完全介護で困っていた私は、猫の面倒は見ないと宣言していましたので、母が面倒みるという約束で譲って頂きました。
するとリハビリすらしたがらなかった母は、猫のご飯やお水を取り替えられる様に、ゆっくりゆっくりと歩くことも出来る様になりました。
みるみる母の体の機能が、完全とは行かなくても回復して行きました。
今も外に行く時は車いす生活ですが、家の中ならゆっくり数歩なら歩くことができるようになりました。
指も親指しか動きませんが、持つ力も付きました。
ピッコのお世話をしたいと言う気持ちが、母を少しの回復へと導いてくれました。
最後まで親孝行
私も実家を出て、両親や姉たちは県営か市営住宅に移りたいと思っていたので、借家を手放す話も出ていましたが、猫と一緒に暮らせる環境の無い場所だったので移住は見送りしていました。
そのうちにピッコの具合が悪くなくなり、老齢でもあったピッコが虹の橋を渡って直ぐに県営住宅にタイミングよく入る事ができました。
新しい生活もあったので、必要以上に母も悲しみに縛られることなく、過ごすこともできています。
ピッコが最後まで親孝行してくれたと、実家の家族は感謝しています。
最初はみんな悲しみや寂しさで押しつぶされそうでしたが、母はピッコを思い、心配をかけてはいけない…と、前を向くことが出来ています。
最初から最後まで、親孝行な猫でした。
ピッコの絵を実家の母から頼まれて描きました。
実家に帰ると、額に入れて飾ってくれています
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