言葉が分かる猫①
我が家の猫たちは、話せば協力してくれると言う、不思議な事を実現してくれます
勿論、具体的に新聞を持って来る…とか、家事を手伝ってくれる…とかのレベルでは全くありませんが、猫にも理解する能力が備わってることを少し、私の体験で紹介したいと思います
人の気持ちが汲み取れる
はなの場合
オレオを保護主さんから引き取った時、はなは戸惑いを覚えていました。
最初、怖がるといけないので、オレオをゲージに入れて、慣れさせたりもしました。
時間も経って、少し慣れたところでご対面をさせる事ができましたが、最初はお互い匂いを嗅ぎ合ったりしていました。
時間が経つに連れ、脳の障害で運動機能に問題もあるのに加えて、小さなオレオばかりを気にしてしまい、はなは寂しそうにしたりオレオを前にすると逃げたり、フーっと威嚇したりしていました。
このままだと、とても仲が悪くなると思い、試したことは一つだけでした。
オレオは旦那様に見てもらい、二階にいたはなと頭をなでたり、リラックスした状態になった時に、沢山話をしました
「はなが居てくれて、本当に良かったよ」「はなが居てくれて、結婚して昼間に一人でいる時も寂しくなかったよ」「はなが居てくれて、助かったよ」「大好きだよ」「はなのこと、心から大事に思ってるからね」
どんなに助けられたか、どんなに救われたか、言葉で話しかけました。
はなはアイコンタクトで、私に「本当に?」「はなもだよ」「はなも大好きだよ」
そんな優しい表情を返してくれました。
完全にリラックスした状態で、本題に入りました。
「はな、オレオと仲良くしてくれたら、おかーたんは嬉しいな」「とってももっと助かるな」…
そんな事と、オレオはどんな子か、障害を持っていて歩行が困難な事やはなとの違いを話し続けました。
その後、はなは二階から降りて来て、オレオの所に再び来させてみたら…
不思議なほど、穏やかにオレオと接してくれました。
これ程、嬉しい事はありませんでした。
猫も、話せば思いが通じると思いました
温かい気持ちになりました
続く…
2016年に描いた絵です
これからもずっと、まあるい気持ちで…
仲良しで居られます様に…