腎不全と尿毒症
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今回は実家にいた猫の、くぅちゃんの事をまとめて行こうと思います。
くぅちゃんは2015年4月8日に息を引き取りました。
くぅちゃんは誰もいない草むらで、一人泣いていました。
たまたま裏道でもあったので、お母さん猫とはぐれたのか、私が保護した猫です。
この子は元々実家近くの動物病院で診察を受けていましたが、全く改善されず説明もあやふやだったので、やはりうちの掛かりつけの獣医師に診てもらいました。
レントゲンを撮った結果、肺に水が溜まっていました。
肺に水が溜まる
肺に溜まる水は、毛細血管を流れる血液中の液体が肺胞の中へ滲み出たもの。肺胞に液体が溜まると、酸素を上手く取り込むことができなくなるので息苦しさの原因となる。
この様なことを肺水腫と言う。
【症状】
・咳
・呼吸が困難になる
・チアノーゼ
(粘膜が青紫色になる。血液中の酸素の減少で、呼吸困難や血行障害によって起こる)
・吐き気
・食欲不振
【原因】
・心臓病
・重症肺炎
・敗血症
・重症外傷
・有毒ガスを吸引
・血中たんぱくの減少
原因は突き止められませんでしたが、急性なものと思われていました。
診断された病名は腎不全でした。
腎不全と尿毒症
くぅちゃんは末期腎不全で尿毒症にかかっていました。
尿を沢山して改善しなければならないので、点滴と利尿剤を何度か打ちました。体内にたまった毒素を尿と一緒に体外に排出させる為です。
【症状】
・食欲低下
・嘔吐
・下痢
・口臭
・体重減少
・痙攣(けいれん)
・昏睡
腎不全によって腎臓の機能が低下し、尿として体の外に排泄されるはずの老廃物が、十分に排泄されないので起こる症状。この状態のまま放置すると毒素が体内に蓄積し、全身の臓器に障害が受けます。
くぅちゃんの症状
心臓の収縮が上手くいかず、水が肺周辺に溜まり、息が苦しくて真っすぐに寝る事さえできない状態でした。腎臓も悪くなり、体に溜まった毒素のせいで吐き気、食欲不振になっていました。
点滴の中に利尿剤とビタミン剤を入れて、尿を沢山するように促していました。
でも私の所に来た時は、もうかなり遅い状態でした。
その時の事を、当時書いた記事がありますので、合わせてご覧下さい。
もう少しだけ早く私の所に来ていたら、何かが変わったのかしら…
そう思う出来事でもありました。
こんな風なお別れをしない為に、今、生きてる家族のにゃんこたちの猫生を出来る限りで守っていきたい…そう、心から思えるのは、くぅちゃんの生き方から、沢山の事を私に教えてくれた気がします。
くぅちゃん、ありがとう…ごめんね…
我が家で引き取って、看病した日の出来事です。
オレオもはなも心配して、見守ってくれていました
苦しかっただろうに…
話しかける私に、くぅちゃんが答えてくれた瞬間です。
私が名前を付けたね…
くみこの『く』から取ったくぅちゃん☆
本当にありがとう。
今でも…これからもずっとずっと…
大好きだよ♥
くぅちゃん♥
くぅを思って書いた絵は、ピッコと同じで、実家に額に入れて飾られています
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アメブロもゆるっと書いてます🐾