その動物病院は大丈夫?
私の掛かりつけの動物病院の医師は、細やかな気遣いや親切なケアを行って下さる。
いつも教科書の様な大きな図解入りの本を見せながら、どんな病気も説明してくれるので助かります。
何よりも心から心配してる家族にとって、丁寧な説明や動物の視点で考えてくれるのは、本当にありがたいと心から言えますね。
断脚の理由
私の経験からのお話になりますが、我が家の黒猫のはなは片足がありません。
何故なら、人の手によるものであろう怪我を負わされたのが原因です。
結婚前と言う事で旦那様がはなを見つけて保護してくれましたが、その時は既に傷を負っていた様で、慌てて旦那様のお義母様が近くの動物病院に連れて行ってくれました。
そこでの対応は、はなにとって過酷な日々を送らせる処置が始まりました。
断脚を判断したのです。
足の切除において、考えられるのは…
・治療が遅れて壊死が始まっている。もしくは壊死している。
・複雑な骨折や骨が飛び出して骨折している状態。
・手の施しようの無い状態
この様な状態ならば、そう判断しないとならない場合だそうです。
その判断は正しかったとしても、その後の方針や実際の治療のやり方は、あまりにも小さな子猫には過酷すぎるものであったと思う。
2つの動物病院の処置の違い
▼最初の動物病院の処置
・クレートから出さない。
(切断部分を付いてしまうと、菌が入って感染症になりかねないから)
・毎回の治療で固まってきた傷口の消毒のやり方
(ブラシの様なもので、ゴシゴシとこすりながら埃やゴミを落とす)
・傷口は剝き出し。
(骨が見えてる状態)
・エリザベスカラーを付ける。
(傷を舐めない様にするため。猫にとってはストレスがかかる)
▼その後に移った動物病院の処置
・クレートから解放させる。
(毎日、できるだけ消毒して部屋を清潔に保つ)
・毎回の消毒
(傷口に消毒液を吹きつけて、汚れは優しく拭く程度。通院は3日~1週間感覚で、飼い主でケア。)
・傷口の保護
(足を付いても良いように、固定を付ける。)
・エリザベスカラーは外す。
(猫は体を舐めて綺麗にする事、寝ることはお仕事)
二つの病院での処置は、全く違うのが分かりますね。
何処が根本的に違うのか、お分かりでしょうか?
最初の方は、医師の視点。
後半の医師は、猫の視点。
もしかしたらどちらも間違いではありませんが、猫にとってどちらが負担の少ない治療でしょうか?
疑問を持つことは冷静なこと
私は最初の病院の処置に疑問があったので、婚姻届けより前に旦那様とお家を見つけて直ぐにはなを迎えに行きました。
私ははなにとって負担の少なくしてくれる、動物病院が見つかるまで探す気満々でしたが、家から徒歩5分で行ける動物病院に当たったら私にとってもはなにとっても安心できる医師と出会う事ができました。
この流れも、はなを応援してくれてる何かが助けてくれてるような…そんな不思議な気持ちになりました。
もしも疑問を抱いたらすぐに病院を変わるのではなく、違う病院でセカンドオピニオンを受けるのも良い事だと思います。
実際、実家の猫も、今の掛かりつけの先生が、セカンドオピニオンを引き受けてくれました。他の医師のアドバイスや診断を受けると言うやり方もアリなのではないでしょうか。
動物病院の医師によって、対応も様々…
あってはならない差別や好き嫌いで判断し、そんな診療を行ってる所があるのも現状だと思います。
病院によって猫派、犬派…なんてものも、様々な医師の考え方に偏りがある事も現実にあります。
大事な愛猫、愛犬の健康の為に、納得のいく説明やケアを動物の目線で考えてくれる、頼りになる獣医師に出会えるように考える事も必要な時があるかも知れませんね。
全ての動物たちが、安心して住まう地球になります様に…
一応、ペット介護士の認定証も持っておりますので、この様に経験からですがまとめた記事を書いて行こうと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
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こんなに大きくなりましたよ♪
全てに感謝です💕